「謝る」ということ。

たった一つの何気ない悪気ない 

ちょっとの

ことであっても


人は簡単に

気分を害してしまうし

憤慨する


そう反省もできない

また 

反省できたとしても 伝え下手の私であるから


怒れる相手が

私を許すということなど

ありえないのかもしれないと 思う


まあ


たとえ 小なりとはいえ

信用を取り戻すことがかなうとしても

長い時間が 必要だ



ただ 生きていく中で 許されたい と思うことは多い

私にとっては

切に 願う機会の多い この思い



しかし



果たして 

これは

許されることなのか


いや 


許されないと 

分かっていても 

謝らなければならないからなのか


いや 


これは 

謝罪が必要だと 

勧められたに違いないと 


ああ 違いない




みんな19歳

これは偶然か 

いや そうではない


つまり 

そこに意図は 

あったのだ 自分に対してのものは



そう 彼らには理性が あったのだ






渡された

だから

切りつけた

 


渡されたら 

してしまうことなのか

そんなはずはない







やはり

言葉では 

わからない






こんな ことばも語れない

若者たちが語った 「告白」には








ただただ 驚き 心静かにはいられない