「心の進化。」

 人の心の傷つけ方ってやつは

 傷つけられるとよく分かる

 わずかな語調 間合いの変化を 息をのんで 迎える


 以前 睡眠時間についてた書いた

 人が起きているのは まぁ16時間くらいか

 その間 見 聞き 触れ 感じ 発する


 自分自身の「成長」の実感を 人はほぼ自覚できないものだと 思う

 その実感は 他者から認められることで 形となるのが一般的だろう

 しかし 人は年齢相応に 今の自分が「成長を遂げた姿」だと 誤解しているような気がする

 
 「成長」「進化」したいという願望は 「生物」である以上人は持っている

 
 地球の様々な種が 大いに「進化」を遂げ 各々の種の維持にその力を注いできたことを我々は学んだ

 何百・何千・何万世代を越えて 種は 学んでいる

 こうも恵まれている 人間だが 「心」の「進化」を肌で感じることは できない

 
 生きていられるのは 1世代

 ただの 1世代

 苦しいのは 無理もないか