「今日の俳句」
「 煙立つ 我が背に 果報感じ入る 」 しばらく記事を書いていないが 私は頸椎ヘルニアで 9月だったっけ 神経を焼く「ファセットサーモ」という治療を受けた しばらく痛みも弱まり 落ち着いていたのだが 戻ってきた そんなところに ザ お灸 ただいま 4本 煙…
「目をこすり 見えない前を 見んとする」 舞う風に 細かな雪が 忠実に従う 不規則な 雪のカーテンに 恐怖した 前の車が消え 前後左右の全てが 真っ白になる 空き地の雪は 吹きさらす風に掃かれ よだれのように 道路に 染みて 車は羽毛布団の上を走るようだ …
「馬鹿たれ!」と 強くなれよと 5つの冬に 我が家の5歳の二女は 最近 よく我を張る 自我の芽生えであるが 長女に言ってきたように 馬鹿たれ! と よく怒鳴る 手も時々は出す 悪いことは悪い 太陽は東から上る だって そうなんだから おまえ一人で生きては…
「吹雪舞い 言葉返せず 漠となる」 人の思いは 人の数だけ 多くの人の中で 自分の思いを 発するのは 我のみ 思いを 解き放つことなど 無理なことで 可と 言い放つ輩は 「場」を踏んでいない と 悟りえても 何ら変わらぬ 人生の 今日
「汗と紐 たれる眼(まなこ)に 銅光る」 投げ捨てる人もいる中で 心底喜ぶ人もいる あぁこれでこそ 五輪だ 人間の限界に挑戦しようという 地球規模の取り組み 目標を同じくし 世界が動くという営みは 五輪だけだ 人間は 進化する 進化しようとするDNA達 …
「海に入り(いり) 縮こむ身体 子は彼方」 キャンプ&海水浴に行ってきました 場所は 今年で3年連続3回目 江差町 毎年道具を少しずつ増やしてきたキャンプも今年は3シーズン目 テント(初年度購入)とタープ(2年目のシーズン終盤購入)のツインシステ…
「枠越しに 隠せざる夏 眼に届く」 心休まらない一時でも ふっと心が開くのだと 知る 心の壁の開け方は 自分でも分からないが 開き 閉じる 思いを 吐く 悪くない 「吐く」という行為は 視覚的に想像すると なんとも だが 一面 随意ではない行為な訳で 出ちゃ…
「雀の子 我が車にはねて 降りる夕」 とにかく驚いた 免許取得後十数年 はねたことなどないのだ 動物を ほぼ同速度で左斜め後ろから私の車の前方に出現した雀は ふわっとワイパー付近に当たり 消えた 慌てて車から降り 見てみると いない でも消えるのが と…
「うずくまる 子の訴えに 父となる」 首が痛くて横になっていると 上の娘が頭痛を訴えている 額をさわり 熱がないのを確認し 経過を見る 与えた言葉は「寝てなさい」 私も起きだし 晩ご飯を作っていると さらに訴えは 続く ごねる時の声が出ている もう一度…