「虚勢。」

 分からないことを 

 分からない そう オフィシャルに自ら認められるようになったとき

 自我の内的な成長の ある線を越えたと 言えるだろう

 
 自分の無知を 

 何らかの行為で置き換えているようでは

 まだ その道は遠い


 人は 完全なる「心の自立(あえて定義はしないし 存在しないと思うが)」を仮想するなら

 たとえ どんな高みにたどり着こうとも 

 そこは まだ 無知の入り口なのだから


 他人が

 自分のことを分かってくれない 

 そう嘆いているようでは また さらに遠い

 
 分かるわけはない 自分とは ひたすらに 「個」なのだから

 分かってもらうのではない

 伝えるモノなのだから


 恫喝 虚勢 嫉妬 憐憫 叱咤 

 全て 何か 足りないモノたちの 自分自身のスキマを埋めるための方便と言っても いい

 (あまりに一般的な物言いだが)「強さ」を真に持つモノは それを誇示する必要がないはずだから


 分かってもらえない から

 周りのモノたちへの 何らかのベクトルを 自分の行為に付帯させる

 そうして 何らかの 満足を引き出して 自らのポケットに入れる


 それは 自己満足だ

 

 私たちは 「  」のだ


 
 私も そんな 人間の一人


 
 日々悩み ベクトルを持ち出そうとしては しまおうとあがく 人間である

 



 娘が20時頃 吐いた 上の子だ 熱は36.8

 0時頃再び 吐瀉 熱は36.6

 しばらくソファで休ませ 1時間後水分補給してみたが 再び嘔吐


 水分補給をあきらめ 先ほど寝かせた

 私も もう寝ようと思う

 大丈夫かな 



 たまに隣で寝てみようと思う