「サイバーな犯罪者の再犯は・・・。」

 今年はまだ転んでいない

 例年どんなに注意していても 一度や二度転ぶものだ

 それがない

 
 骨折・・・打ち所が悪いと死ぬかもしれない

 そんな緊張感が 一歩外に出るとあるのが 

北海道である


 
 さて 

 
 大学生がPCのウィルスを作って・・・のニュース

 
 パソコンが生まれ

 人と人との双方向のやりとりが当たり前になった この世の中では

 誰もが「こんな事件がありそうだなぁ」と思っていたはず


 営利ではなく

 ただ 単に 他人に損害だけを与える行為を犯す

 自分の「満足感」のためだけに


 これって「罪」の原点だなぁ としみじみ思うのだ


 ところで 


 他人の「物」を「損壊」した場合「弁償」だし 

 この行為によって 償いきれない場合には

 懲役○年が付いてきて 犯した罪と=になるように・・・ なんて思ってませんか




 「罪刑法定主義




 罪と刑罰は 犯した罪によって 予め定められている なんていうもの

 日本の犯罪には これがついて回る 例外はない 実情に合った「大岡裁き」はない

 犯罪者といえども人間であり 不当に重すぎる罰にさらされないようになっている


 人の裁きを人がする

 犯罪者といえども人

 そんな 人間としての尊厳を守るために存在している考え方である

 
 「刑法」というものが作られた当時に

 これくらいのことやったら こんなもんでしょ と決められたものが

 マイナーチェンジされているものの 時代の流れに合わせ切れずに 使われている


 福岡の飲酒運転自己の裁判結果によく現れている

 世論が沸騰しても

 刑法に規定されている認定以上の罰にさらされることはない


 「それでも僕はやってない」という映画みましたか 

 そんな「法」の不条理が良く出ている映画である

 これはえん罪がテーマという逆の視点からだが



 そうそうPCウィルスの話でした

 現在の「法」の中に規定がないので

 別な部分を適用して あえて「罪」にしている


 これは上記の主義や 他の視点から見ると明らかに「別件逮捕」なのだが

 誰も何も言わない

 捕まえる側から言うと 世論を盛り上げ「早く法の整備を」とのメッセージを込めたのだろう

 
 サイバー犯罪の法の規定は 急務だ

 たかがパソコンされどパソコン

 デジカメに完全に切り替わろうとしているカメラ


 「思い出」が一瞬にして消えるかもしれない

 そう考えると この重さが伝わりやすいだろうか

 数ヶ月に渡って作った仕事の資料も


 データが壊されるというのは

 すなわち「時間」の損失なのだ

 PC利用者の大切な時間が 危機にさらされている


 個々人で違う為に

 法制度の改訂は進まないのだろう

 「弁償」が全く効かないのだから


 更正のさせ方も難しい

 ネット犯罪に手を染めた物は 20年間のパソコン使用を禁ずるなんて無理だ

 電気屋さんに行けば お願いします 買って下さい なのだから

 
 犯罪者は 再びPCに触れる

 そして ・・・

 もうやらない ともいかないんだろうなぁ 知識があれば使いたくなるのが人の世の常




 


 IPアドレスの厳格な管理が進むだろうなぁ 


 でもなくならないだろうなぁ


 どうします?