「首痛。」

 整形外科に行って来た。

 首が痛くなり、帰宅後の湿布に「幸福」を感じていた私。

 しかし、家庭にある湿布を使い尽くした私に残ったものは、「痛み」だけだった。で、通院となった。


 レントゲンを撮り、診察へ。

 確かに「異常」はあるものの、手術までのことはなく、結局どうしようもないとのこと。

 リハビリ室(?)へと案内され、首の牽引とマッサージの治療を受けた。


 どこでもそうなのだろうか。こういった部屋。

 理学療法士(?)さんらしき人が、緊張感なしに仕事に従事している。と私の目には映った。

 職員同士の会話もフリー。患者への対応も実にフランクだ。むむ。

 
 「病院」でなければこういった雰囲気は歓迎されるものだが、医療機関としてはどうなのか。

 治る気がしない。

 患者を治そうという気持ちが感じられないのだ。いかにこの場が患者自身の自助努力の場だとしても。


 世の中にあふれる鍼灸院、整骨院の類の施設。

 科の役割を補完する治療院。最も多い科は、整形外科ではないだろうか。

 それも頷ける気がした。


 結局「鍼」かねぇ。