「娘が慌てる訳/父が悲しむ訳。」

 慌てていた 長女

 「音読帳」なる宿題が存在したことに

 今日 気付いたらしく


 「とーさん 聴いてて」と始まった


 そんなもん 今日やったって遅いじゃん

 やっていなかったことなんて 先生はすぐ分かるんだよ

 と言ったら しくしくモードに


 小学一年生なんだから 

 宿題に目を通していなかった親にも責任はある

 正直 まぁ大丈夫だろう と半ば放って置いたのだ


 2冊聴いてやると

 落ち着きを取り戻し 先ほど就寝

 20行ほどある空欄のページの 上2行だけが埋まった


 読んだ日付はどちらも今日だ

 これで安心できる娘もたいしたモンだと 変に感心しつつも

 一連のドタバタに はぁ とため息を ついた父でした


 明日は 始業式らしいですょ