防災センターで震度○の体験をしたことがある。
揺れの間に「火の元処理」「安全確保」等の「ノルマ」があった。
何もできなかった私。人工の地震ですら。
目を閉じてみる。
揺れる大地。余震の連鎖。
普段と変わらずに暮れていく一日が、うらめしくなる。やることは山ほどなのに。
眠らなくてはならない。眠れない。
拷問で最も辛いモノの一つに、「しずくを額に落とし続ける」というのがあるそうだ。
安眠できないストレスは、ストレスの中でも上位だ。
「防災」は二の次だ。
今は「復旧」にのみ、力を注ぐ必要がある。
それも「心」の復旧に。
ボランティアの方々がTVに映っていた。
災害時のボランティアが市民権を得てきている。
私も行きたい。が、いけない。頼みます。
被災地の皆さんが、ぐっすり眠れる一日が、早く来ますように。