「通信簿を子どもと一緒に見るときに。」

 そろそろ 代えなきゃと思っていた 見方を

 これまでは ざっと見て よく 頑張った というだけ

 ただ もう3年生 いっぱしのことを言うし 我も張る


 もちろん 自分も疲れているし あまり手を掛けても 今後が続かない 

 たいした深い考えもなしに 

 それぞれの教科の評価の項目を 一文ずつ読み 


 こうなってる (でも こうじゃない?)と 父っぽい感想を加えて

 進めていった

 時間は掛かるが 少し 父が あんたの成績を気に掛けているとメッセージを 送ったつもりである


 また 学年が進めば その時の気分で

 受け止め方を 代えたいが しばらくこれでいこう

 まんざらでもない顔の 娘を見て そう思った


 続いて


 下の子が 私は 何 頑張った?と 恨めしい顔で聞くので 答えた

 保育園の先生の年を聞いたのは まずかった 

 毎日 自分の服を 自分で決められるようになったのは バッチグーだね と


 まぁ 今回の 通信簿は 終了である