「責任の取り方~我が子に伝えたいこと~」

 贈収賄 殺人 はたまたストーカー 

 世の「罪」には 切れ間がない

 歴史は繰り返す なんていうものの 



 時代には その時代の 「顔」とも言うべき 「罪」のカタチがある


 
 「罪」を犯せば 「償う」という行為がある

 山を登って下りる

 トータルで 白紙に戻しましょう という訳だ

 
 病気になった 

 病院に行った

 治った 戻った と


 「人」としてある一定の生活水準が維持されている状態に 人はあるべきだ

 もしその状態から「絶対値」がずれてしまったならば 

 戻るよう配慮が必要と そんな理想が 「罪」の後始末にも適用されている 



 傍目には うんそうか という感じだが

 被害を受けた 当事者にとっては

 決して白紙にはならないことが多いだろう 犯罪のほとんどがそうだ


 
「責任の取り方」というのは とても難しいモノだ

 特に「罪」については 「償いのエキスパート」などいない

 なにせ 本当の償いなど ありえないのだから


 
 所詮 今の刑法で規定されている「罰」というのは

 「罪」を犯した人の人権を守る為(必要以上に人権を侵害されないという)という一面がある

 裁判員制度などは 近年エスカレートしている「罪」に対して 少しでも被害者(被害を受けた当事

者)が納得できるための悲しい工夫なのである


 
 ある種の価値観について その土台となるものを学ぶのは子どもの頃だ

 「責任感」うんぬんではなく 

 「いいことはいい」「悪いことは悪い」


 子育ては そんな一つのことだけでいい なんて思うのだ 私は