「時には昔の話を~加藤登紀子~今の歌」

 年を重ねて生きていると

 誰しも昔のよき時代を懐かしみ

 今の自分と比べ 物思いに耽ってしまう時がないだろうか


 記憶というものは不思議なモノで

 思い出そうとしても できないくせに

 何かの拍子で 出てくることが ある

 
 私は そんな出来事たちが 実は偶然ではない と考えている

 
 布の縫い方に「返し縫い」という縫い方がある

 行きつ戻りつして 継ぎ目をしっかり止める 縫い方だ

 人はその本能として 過去を振り返る時期を持っているのではないだろうか



 地味な話だが

 人間が生きていく中には

 色々なことがあるだろう


 決して平坦な道などない

 楽な生き方などない

 それが重荷になるかどうかは その人の考え方次第だが


 この曲は
 
 宮崎駿監督の映画「紅の豚」のエンディング曲だが

 ふと 私の頭でかかる歌である


 http://www.youtube.com/v/-pLF_Ql4mr8&rel=1