「朝青龍の病気って。」

 相撲取り というのは

 簡単にはなれない職業だ

 「毎週火・金のみ 8:00~14:00 時給770円」なんて募集はしない


 引退後 大物の人(素人くさい言い方だが)は部屋に残る そこまで行かなかった人は 別畑に転じる

 つまり 部外者が入る余地はない 出て行くばかり

 ○○部屋コーチに柔道金メダリストの××氏就任!なんてあり得ないわけだ


 「角界」という言葉は よくその閉鎖性を表している

 私は別段そのことを あれこれ思わない 「伝統」があっていい という立場だ

 もともと客観的に見ると 「能力」という点において 向上を目指していないスポーツなのだ


 30年前の関取と 現代の関取が相撲を取っても 五分五分の勝敗だろう

 妙な話だが よく考えると 相撲は勝ち負けではないのだ

 先ほど「スポーツ」と書いたが 純粋には違う


 「相撲」という精神をいかに高めるか というのが「相撲」である

 大関横綱昇進の時などの「口上」にそれはよくあらわれている

 その是非はともかく 「相撲」とはそんなものなのだ


 朝青龍さん

 たぶん「相撲」を「スポーツ」だと思っている

 引退後は 部屋には入りませんね まぁそれも良しでしょう K-1入り?


 抑鬱状態との診断のニュースがあるけれど

 骨折の診断の時はサッカーで

 今度の診断では どうなるのでしょう


 治療に専念しないとね 行ってらっしゃい