「読心。」

 「考える」こと。

 「感じたことを結論に導こうとする行為」である。

 その人の「行動」に直結する。

 
 しない人はいない。

 「見た」「感じた」時点から思考はスタートし、時間や空間その他いろいろな出来事に左右され決定さ

れる。

 毎日の習慣はルーチン化され、ストレスなく行えるようになっている。うまくできている。

 
 その人の行動指針のなかで上位に位置する「出来事」、また社会的に求められた「行動」他、その他突

発的な「事件」については、その扱い方によって社会の中での「人間の価値」すら決まってしまう行為。

 「考える」こと。

 日常の行為である。


 相手の「考え」を「読む」ことは、人生のテーマの一つだろう。

 将棋のプロはは何手先まで読むんだっけ。

 あえてルールを作り、他人の「考え」を読むことに焦点化させたものに、人は熱中する。


 蚊に刺された私。かゆいのだ。

 このかゆさは、針を刺された時の痛みを和らげる「麻酔」のせいだ。

 蚊は「人の痛み」を知っている。


 やられた。