「雨がふる。東北の震災に」

大きな悲しみに包まれた方達は

どう我を取り戻していくのだろう


一つ避けて通れないものに


「今」を見つめることがあるのかもしれないと。


どれだけ 離れようと思っても

あの日は 身体を 心を 離さない

失われたものが どれだけ巨大であっても

その辛苦を飲み下さなければ 心のどこかで 腑に落ちない

どれだけ泣いても 泣き足りないと 察するのですが



できることをできるだけやって

暗くなった建物の陰で

茫然と 悲しみにくれる人たちの存在が 私の心に 







ただただ 心が痛い