ミクロとマクロと。

あくせくしているほど

暗く長い道のりを 進んでいることに気づけない

その暗さが どれほどの暗さか 深さか など 思い至れない


他からみれば あの人

アイマスクして 両足縛って 何やってんだろねと 

その馬鹿さ加減は 明白なのに と


当の自分は せっかくの 気づきに 示唆に

おれは ちゃんと 常日頃のように 歩いているのに

何言ってやがると 逆ギレして アイマスクをしっかりかぶり直し けんけんして歩いていくのだ



全く 制御できない



世の中 は茫洋として

とらえ難い 

とらえること自体が 何らかの 方向性が必要で その人それぞれに任されている


明日死ぬと言われようが

大凶を引かされようが

美しいと思うことができれば 人生は 豊かになりうる


そのきっかけは 

約束でも 予言によるモノ でもなく

ある日 唐突にやってくるのだ