本日2年ぶりのMRI
「見事にヘルニアですね」
そう言われた
前回の受診で レントゲンを撮っていたが
その所見上は なんともなく
麻酔科の その先生は やや疑っていた感がある
他の病院からの申し送りがあっても
過去のMRIでヘルニアの診断 と記述にあっても
自分の目で見なければ という向きがあったのだろう
私にとって 別段 それは不快感を呼ばない
私も自分の目で見なければ 信じないから
自分の目で 2年間の変化も知りたかったし
初めて撮ったMRI画像と比べ(無論私の生半可診断だが)
画像は やや ひどくなっているか かわらないか まぁあまり変わっていなかった
少しほっとした
画像を根拠に予定されていた治療
神経根のブロック注射に移る
あなたは とても治療しやすいくびですよ とほめられた 長いらしい
短い首の方は やや注射しにくいのだそうだ まぁそれはそうか
局所麻酔や造影剤を入れられながら
5カ所のポイントに 1カ所につき 1ミリリットルほどの麻酔薬が
手際よく注射で入れられていく
「しゅー」っという振動が 首の震央で響いてくる 不思議な感覚だ
麻酔薬は局所麻酔の針を刺しっぱなしで 中身だけ代えて 入れられているようだった
何せ見えないので 想像だが
一回につき 3秒くらいか 瞬く間に注入されていく
注射の痛みは 硬膜外に比べると たいしたことない あくまで個人的感想だが
おそらく 針の深さが浅いのだと思う
都合10回くらい ぷすぷす刺されたと思うが
局所麻酔の効果か 最初以外は痛みともいえないくらいだった
注射の合間に 腕の血圧計がふくらんだり 引っ込んだり
心拍を測る 指に取り付けるセンサーも 硬膜外といっしょ
違うのは X線の透視下で行うため X線を照射する機械がベッドで上から狙っているところくらいか
その技師の方もいる
注射が一本ではないために トレイが用意され
注射器が数本 順よく並べられ 効率化が図られているところも 小なりとはいえ手術の雰囲気である
終わった後 透視時の静止画を前に 治療方法の説明
なぜに透視下で行うか どんな手順で行ったか
まぁこれは 患者へのリップサービス 「安心」のためだ
さて 効果のほどは
いい感じでしたよ ネット上で拾った情報と同様
注射2~3本目から 目の前が明るくなった感じ
硬膜外とは全く違い
注射によるてのしびれも ない
今まで悩まされてきた 背中の痛みが感じなくなっている
下も上も横も おそるおそるだが向いてみた
下を向けば吐き気がして 背中が張ってくるところが
自然に 首を動かせた はっきりいって 驚きである
ただ しびれは ある
この治療を行う前 麻酔科の医師に尋ねられた
「痛み」と「しびれ」どっちがつらいですか と
私は逡巡することなく 「痛み」ですと答えた
ヘルニアを根絶した訳ではなく 痛みをごまかしただけであっても
戻ってきた 当たり前の快適さに 数分酔いしれていた私だった そう こうだったと
保存治療(ヘルニア等のケースで 手術ではなく 現状を維持し回復を探る治療の総称)の一形態であるブロック注射
効きましたね 効く期間は「数ヶ月」から「半年」までと 幅広いらしい
せいぜい長く効いて欲しいと 心から自分に願う 腰骨であります
疲れたので 続きは 明日にします・・・
職場にもどり