「発射前夜。北朝鮮。」

 燃料の注入が始まったそうだ

 数日中の発射は 間違いない そうだ

 着弾までの7分間に


 金 さんは 何を思うのだろう

 「花火」としての達成感のなかに

 何があるのか

  
 体制の崩壊が 確実な予測として伝えられ始めたのは

 いつからだろう

 北に対して 強硬な路線が出てきにくいのは 


 いずれ自滅する

 という見込みも 一つあるだろう

 それもまた 一つの考え方だ 誰しも 戦争の口火は切りたくない 切れない


 今回 北が 発射に踏み切ることにあたって

 おそらく間違いないのは

 次の3点だ


 )未蓮|羚顱.蹈轡◆,匹舛蕕から 発射の内諾を得ている

 他の国から 技術供与を受けている

 自国民に 政情不安がある


 ,砲弔い討蓮.▲献△任糧言力を高めたい両国と 北の利害が一致しての結果で

 これまでも 同様の形で

 北は ワガママを 通してきた

 
 筋を通そうとしている(衛星打ち上げ)のは

 このためだ

 おそらく その協調国が 発射と引き替えに迫った条件だろう


 発射後 北を弁護するのが その国だ

 北は 発射さえできればいいのだ

 発射しても 国際社会からは その国との合意がある限り 孤立は さけられるわけだ


 トンでもない が  

 
 △砲弔い討癲ヾ岼磴い覆い箸海蹐世蹐

 寅さんを見ていたって ミサイルは 作れない

 発射後 しばらくたって 大勢の 外注担当の職人たちが 北を離れるのではないだろうか


 国家云々に縛られず 「仕事」を仕上げた方たちが

 北の国民が飢えるのを尻目に 

 「報酬」を得て帰っていく


 K未痢々駝韻蓮ー信を手にするのだろう

 ナショナリズムは高揚し

 将軍様への賛美は高まる これこそ 北朝鮮の大目的の一つだろう


 マスゲームも然り

 北の国民は 情報に飢えている

 うちあがる ロケットは 視覚的効果により 言葉を超越した宣伝効果だ


 北 は あれだけ情報統制に重きを置く国家である

 おそらく TV局は 全て管理下だ

 打ち上げなくとも 発表だけして 「打ち上げた」ことにすればよい はずだが


 北は それだけ

 打ち上げた 「映像」が欲しいのだと思う

 点火され 高く上るミサイルは 最高の映像素材だと 考えているのだろう


 言葉だけでは 

 国を抑えられない という 事情が

 そこに見える   

 
 対して 

 世界
 
 息を潜めて 発射のボタンが押されるのを 待っている 待つしかない


 外交とは なんと無力か

 北朝鮮は これまで 何かと記念の日に合わせて 事件を起こしてきた

 飢えた 子どもの姿が かの人に 届く日は こないのだろうなと 半ば絶望である