何年も前だ
「赤い夕日」
というTV番組があった
演奏会に至るまでのドキュメントである
過去にこのブログでも書いたことがあるかもしれない
また 思い出した
フィガロの結婚など聴いてきたのだが
やはり 私にとっては
エグモント序曲 なのだと
改めて思った
指揮 楽団の優劣ではない
そんな専門知識もない
いい「耳」もない
TVで見たのは ただのステレオである
曲が追求する「テーマ」
曲が「完成」に至るまでのドラマ
それらが 依然として私の心をとらえて放さない
ただ
聴くだけでは 曲を知ったことにはならない
クラシックは「主題」を知らないと楽しめない心に響かない
「主題」は「音」を超越する
この曲に巡り会えて良かった