「今の今。」

 心の暗がりに届く かたちあるモノを探しに 歩く 走る

 鮮やかな色が 必要なんだろう と思いつつも

 ひたすらに深い 底を てくてく行くのが 一番の早道だったりして


 寝てる方が早いが それも許されず

 「フリ」を続ける毎日も 辛かろうと これまでを振り返り

 結局 毎度おなじみの・・・


 開き直ることも そのままを通すことも 中庸を目指すことも ままならないなら

 どう生きていくのが良いのだろう

 日常を 平常のように暮らすことはできる そんな見せかけの日々に暗澹とする


 罵り 破壊し という手段が 手の中にはなく

 ただ生きてはいかなくてはならない という半ば義務のような日常

 気の持ちよう という言葉になんら感銘を受けないのは そのただ中にいるからだ


 「今」の答えなど何もない

 ただ過ぎ去りし日々の回想中に あぁそうだったと思うことはあっても

 歴史は 歴史であって 当事者たる自らの 「点」の状態には はまるモノはない


 結局 どう生きていけば いいんでしょうね