「小沢さんの顔。」

 ざらっと 政治の話を



 民主党の小沢さんを

 気の毒に思う

 あの顔だ


 どうみても 聖人には見えないからだ

 いいことしても その逆でも 

 どうせ「おい越後屋」なのだろうと 周りが見てしまうのも無理はない


 しかし 今回の一件

 私は心から かわいそうだと 思うのだ

 
 政治家の仕事は何か と問われたら

 私は こう応える

 「公約を果たすこと」と


 つまりが 政権党しか それを果たせない

 公約が大きければ大きいほど

 例え野党との折衝で その公約の中身がそがれようとも 通るのは与党案である


 参院が多数でも できるのは いくつかの種類の法案の廃案ぐらいだ


 政党として与党と野党というのは、天と地ほどの差がある

 「連立」により自党の公約を1つでも通したい

 今後の衆議院選挙で一党のみの与党を という可能性よりも 今の「連立」を取ろうとしたのだろう


 「与党の案を通さない」とすれば「自党の案も通らなくなる」のは自明だ

 その政策の善し悪しの吟味はどこかにやられる

 各政策はやせ細ったモノしか通らなくなるのである その政策は公約に直結する


 総選挙後に与党に・・


 仮に民主党が次の総選挙で勝ったとしても 一党絶対優位はまず無理だ

 そんな冒険心に富んだ国民性は日本人には無い

 とすれば 結局他党との「連立/政策協議」は避けられない よくいっても「連立」なのだ


 参議院の優位性を生かせる今だからこそ 小沢さんは動こうとしたに違いない

 しかし派閥打破を掲げ 旧属政党が多様な民主党が 思想的に一枚岩ではないことは自明だ 

 正直 今 政権の一翼を担う準備ができていないのだろう 総選挙以降に照準を合わせていたはずだ


 


 今辞表を慰留されている まぁ時間稼ぎ(次期党首選びの)だが

 小沢さんの今後に注目してみたい

 言わせてもらうと 私は小沢さんの支持者ではない


 しかし 前回の参院選で勝利したこと

 有権者の一票を

 大事にしようとしている と感じたのだ 公約を果たしたい と