「30代からの顔~福田さん組閣~」

 30才を過ぎるとその人の「顔」は自分の責任 という言葉をどこかで聞いた

 悪いことをやってると あくどい顔 ずるいと ずるい顔

 その人の人生が 「顔」に反映される というのだ

 
 それ以来 30を過ぎた頃から 鏡で顔を見る時 思う

 どんなもんだろうか と

 自分は 正直に生きているか と


 組閣のニュースで持ちきりだ

 特定の政党に入れ込んではいない

 しかし福田さんを含め 各閣僚の顔に見入ってしまう


 福田さんは 「父」的なイメージだ

 穏やかだが 確固たる意思を感じる 

 なんとなく 応援したくなってしまう 見事ないい顔なのだ


 自民党に肩入れする訳ではないが

 政権を担う責任が にじんでいる

 今 政権を担うのは 明らかに損だ 短命なのは目に見えている しかし 担ったのだという意志 


 社民党の党首のインタビュー

 とにもかくにも解散に追い込む という趣旨のもの 

 党首だけに 「賛成」と言えないのは 分かる


 しかし 「誰が首相でも同じ」という論調は 「誰が野党でも同じ」ということではないか

 私でも言えそうな 型どおりの与党批判では 出てくるのはためいきしかない その顔は奢りが見え 

なぜか勝ち誇って見えた 反論できない(型どおりで)発言は 議論を生むはずがない

 ぜひとも政策から論じていただきたかった


 先日 鮭釣りで一匹掛かった

 溢れる興奮を隠し 手前まで寄せる     あらら 

 すーっと軽くなった竿を持ち がっくりした顔は 隠せなかった