「いいことor悪いこと」

いいことなのか悪いことなのか。

 時に振り返る。

 実に短絡的な判断ともいえる、この価値観は時に意味を成す。


 出来事を2つに分け、どちらかに分けなくてはいけない。

 「線引き」が必要なのだ。

 しなくとも生きていける。できればしたくない。本来「分けられない」と思っているから。


 ただ「決断」は人生の常であるし、トレーニングは必要だ。

 あえて線を引き、「いい」とする。「悪い」とする。

 その時その場所で。


 しなければ、何か「宿題」が残っていく気がするのだ。

 生きていく中で「未整理」状態のまま、頭の中にこびりついていく思念。

 次第に柔軟な考え方ができなくなっていく。

 
 「迷い」が頻繁に起きるのは、そんな状況だ。

 そんな時、すぱすぱ「過去」を整理する。

 とりあえず「する」のだ。妥当性はさほど問題ではない。


 いんちきでもいいのだ。

 必要なのは「整理」だから。

 これができた時、「レディネス」が整い、また次へと続いていける。


 続くこと。

 まぁ生きているのだから。

 そうして、続いていく。