「草の根運動が温暖化を救う、のか」

 昨日だったか

 「温暖化の影響で流氷観光が立ちゆかなくなる」というテーマのニュースを

 北海道のN○Kでやっていた


 このニュースの末は 

 温暖化のために 身の周りからの努力から と結ばれているのだが

 奥さんは ポツリ 「防げる訳ないっしょ」


 その通りだ と思った


 「後進国」と呼ばれる国々が

 先を争って 工業化や自国資源のなりふり構わない切り売りに踏み切り

 「先進国」と呼ばれる私たちの国が得てきた恩恵を受けようと


 必死に二酸化酸素を出して

 木々を刈り取っている この現代社会で

 こういった草の根運動に対して 絶望的な思いを持つのは 当然だ


 「明日から石油を使わない」

 「木を植える」

 人間の生活が上の2つに絞ることができたら 北極の氷も 再び凍るかもしれない


 でもそんなこと無理だ


 寒い冬に 灯油で暖かく

 暑い夏に 重油で作った電気でエアコンをかける

 古くは 「火」を知った原始から 始まっている


 いまさら逆行はできない


 ただ多くの知恵を持つ今だからこそできる

 そんなことが あるはずだ

 こんなものができるか不明だが


 「二酸化炭素のみを吸収する触媒」

 「重油以外による発電システム」

 等々


 既に動き始めている


 自動車のハイブリッド化は大きな前進だろう


 議定書の数値目標よりも

 原油高の方が 排ガス抑制に一役買っているのは皮肉だが

 目の前の課題の方が取り組みやすいのは確かだ


 娘達が大人になった時

 どんな世の中になっているかなど想像もできないが

 のんびり釣りをしてられるくらいの余裕があるといいなぁ 



 エンジンは切るからさ