「飲む打つ買う~コンビニ店員殺害」

 放蕩の代名詞(?)

 どれも私には縁(今は)がない(たぶん)のだが

 頭に 単語としてしっかり登録されている


 語感が良いのだ

 
 高校の時の数学の参考書

 以前久しぶりに開いてみた 少しは頭に残っているかも という甘い期待を抱きつつ

 期待は 全く裏切られた


 ちんぷんかんぷん


 どうでもいいことが 残り

 残っていて欲しいものが からっぽ


 人の頭は不思議なものだ


 素の自分の価値

 今の自分に何があるのか

 問うだけ 無駄なこの自問だが つい問うてしまう


 そしてコンビニ店員殺害

 犯人の若者に 問うてみたい

 素のあなたはと あわててその衝動を抑える


 報道では

 ビールが飲みたいから という言葉が先走り

 「とんでもない」という論調だ


 これは全くの間違い

 なぜ この言葉だけが強調されたのかは知らない

 ただ この殺人を昨今の異常な行為に結びつけようとしているだけ 流されてはいけない


 「命」と「ビール」を天秤に掛け

 ほら とんでもない

 そんな事件に仕立て上げようとしている操作なのだ


 この事件の核は

 人が人を殺した ということだ

 当然あってはならない 


 なぜ殺した 

 理由など関係ない

 あってはならないことが あったということのみ


 犯人の人格に興味はない

 興味を持つこと自体が 犯人の自己実現に協力するようで あえて知りたくない

 ただ 若者が

 
 人が殺されたことが

 
 悲しい